2008年10月27日月曜日

ハーディングフェーレのソロは


ハリングダルの巨匠、Jens Myroのアーカイブ録音を
知人から貸してもらった。
下の投稿に引き続き、これがまたえらく渋く
すばらしい録音だったので、
ここに書いておこうと思う。
例えば音程感などは、現在の耳には、
不正確にきこえるところもあるかもしれない。
が、随所にきかせる艶、スピード感、
踊りだしたくなるようなビート感は
なんともいえない。

そう、ハーディングフェーレのソロってこうなんです!
ゴツゴツしていて、媚びも愛想もないけれど、
人を踊らせてしまう。

ところで、ハリングダルのspringarは、
短・長・中 Kort-Lang-Mediumの一種と言われているが、
この録音を聞く限りでは、かなり3拍が均等に近い。
同じく、テレマルクのspringarは
長・中(長)・短 Lang-Medium-Kortと言われるが、
古い録音をきいていると、
やはり均等に近く弾かれているものがある。

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